犬の食事に関する知識 犬のケアについて

犬にオリゴ糖はどんな効果があるのか

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犬は肉食動物であるため、腸内で悪玉菌が増加しやすい傾向にあります。
そのため、下痢や便秘など腸のトラブルが起きる場合がありますが、そんな時にオリゴ糖は効果があります。

オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を改善する効果があります。

この記事では犬にとってオリゴ糖がどのようものでどのような仕組みで効果があるのかについて解説します。
また、オリゴ糖の効果的な摂取方法についても解説いたします。

オリゴ糖とは

そもそもオリゴ糖とは糖質の一つです。単糖が2~10個つながったもので少糖類の分類に属します。
糖なので甘みはありますが砂糖ほどではありません。
オリゴ糖には様々な種類があります。

  • フラクトオリゴ糖
  • ガラクトオリゴ糖
  • イソマルトオリゴ糖
  • 大豆オリゴ糖
  • キシロオリゴ糖
  • ラフィノース

オリゴ糖は便秘の改善に効果がある

オリゴ糖の効果といえば便秘などの腸のトラブルが回避できるということです。
オリゴ糖の多くは消化されにくい性質があり、そのままで腸に届きます。
そして腸内の善玉菌であるビフィズスや乳酸菌のエサとなります。
善玉菌が増えると、腸内の悪玉菌を抑える効果があります。
また、ビタミンの合成、消化吸収の補助、感染防御、免疫等の効果もあります。

オリゴ糖に副作用や危険性などないのか

ではそんなオリゴ糖なのですが犬に与える場合に副作用や危険性はないのでしょうか?

アレルギーの心配はほとんどない

まず、良く心配されるのがアレルギーはないかということですが、これに関してはほとんど心配がありません。
むしろ、腸内の環境を改善し免疫能力を高めるのでアレルギーに強い体づくりの効果があるといえます。

カロリーは低いが摂りすぎはよくない

オリゴ糖は糖類なのですが砂糖ほどカロリーはありません。
そのため、人でも砂糖の代わりにオリゴ糖を使用するケースが見られます。
しかし、摂取しすぎると肥満の原因になります。

犬によっては最初、下痢の症状がある

オリゴ糖の整腸効果ですが犬によっては効果がすぐに出ることがあるようです。
そのため、排泄活動が促進されて最初は下痢の症状が出る場合があります。

効果的なオリゴ糖の摂取方法

では効果的なオリゴ糖の摂取方法にはどのような方法があるでしょうか。

オリゴ糖が含まれる食品を与える

オリゴ糖が含まれる食材としては大豆などの豆類、トウモロコシ、バナナなどがあります。
しかし、その中にはオリゴ糖とは別の成分でアレルギーを引き起こすものがあったりするので要注意です。
例えば、トウモロコシはグルテンが含まれていますがこれが犬のアレルギーを引き起こす可能があります。

サプリメントで摂取する

オリゴ糖が入ったサプリメントでピンポイントで摂取する方法もあります。
ただ、やはり与えすぎには要注意です。

オリゴ糖が入ったドッグフードを与える

ドッグフードの中にはオリゴ糖が含まれているものがあります。
それを与えることで効率よくオリゴ糖を与えることが出来ます。

犬心‐消化器ケア

  • 食事療法食
  • 漢方成分で体本来の機能を向上させる
  • 自然そのまま製法で食材の栄養をしっかり吸収
原産国 日本
メイン食材 生牛肉、生鶏肉、生馬肉
その他の特徴的な食材 はなびらたけ、冬虫夏草、有胞子乳酸菌
価格 3,600円(1.25kg)
キャンペーン 無料お試し200g
まとめ買いで最大3,100円割引
定期コースで最大3,200円割引
一言コメント 漢方生薬で犬本来の消化機能をサポート

犬心‐消化器ケアにはオリゴ糖が含まれています。その他に、はなびらたけ、冬虫夏草、有胞子乳酸菌などが含まれており、体の本来の機能を高める効果が期待出来ます。

いぬはぐ

  • プレミアムフードでもトップの人気を誇る無添加ドッグフード
  • 無添加・グルテンフリーで安心安全
  • ヒューマングレードの高品質
原産国 イギリス
メイン食材 鶏肉
その他の特徴的な食材 玄米、アルファルファ、リンゴ、オリゴ糖
価格 6,980円(1.5㎏)
キャンペーン 定期コース購入で
初回2,480円
2回目以降1,000~3,000円割引
一言コメント お腹の菌活をサポート

いぬはぐはオリゴ糖の他にリンゴや穀物など食物繊維を多く含む食品が使われています。品質検査もしっかり行われているので安心安全なドッグフードと言えます。

腸内環境を良くするには水分や食物繊維も摂取すべき

以上、オリゴ糖の役割について詳しく解説してきましたが、腸内環境を本当に改善するためにはオリゴ糖の摂取だけでは全面的な改善は難しいです。普段の食事を改善することが重要です。

具体的には水分をしっかり摂ることと食物繊維をたくさんとることです。

水を与える容器は普段から清潔に保つようにし、水の入れ替えもしっかり行うようにしましょう。

また多くの方はドッグフードを与えていると思いますが、こちらも食物繊維が豊富に含まれるものを選ぶようにしましょう。特に市販の粗悪なフードであればそれだけで胃や腸に負担をかけることがあります。なるべく質の良いドッグフードを選ぶようにしましょう。

まとめ

オリゴ糖について解説しました。注意したいのはオリゴ糖を摂取したからといってすぐに腸内環境が改善されるわけではありません。
継続することによって効果が発揮されます。
そのため、2~3か月かけて改善していくような心づもりで与えるほうが良いでしょう。

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