ドッグフードを検証してみた

ブッチ(Butch)ってどんなドッグフードなの?

投稿日:

ブッチは、ウェットフードの中でもチルド型という珍しいドッグフードです。
生肉に近い状態なので犬にとって食欲がわきやすく、一方で栄養価も高いので人気があります。
そこでこの記事では現役ドックトレーナーがブッチについて詳しく解説致します。
是非参考にしてください。

ブッチの特徴

ブッチの特徴は何と言っても「チルド型の新鮮なミートフード」であるということです。国内でドッグフードと言えばカリカリのドライフードをイメージされる方も多いかと思いますが、水分量が多い大きなハムのようなドックフードです。海外ではチルド型ドックフードを使用している方も多いです。ウェット型のドックフードとは違い、冷蔵庫で保存するドッグフードです。
製造国のニュージーランドではチルド型フードはメジャーで、ニュージーランドNo1のシェアを誇るのがブッチです。ドライフードは開封していない状態で長期間保存ができる良さがありますが、フードの風味や栄養はチルド型フードの方がより健康的と考えられています。これにより具体的に以下のメリットがあります。

  • 水分量が多いのに保存料は無添加
  • グルテンフリー。ニュージーランド産の原材料は安心
  • 3種類から好みに合わせて選べる

ブッチ(Butch)ドッグフードの特徴を紹介していきます。

水分が多いのに保存料が無添加

一般的にウェットフードなど水分量が多いドッグフードには増粘剤や酸化防止剤など保存料などの添加物が含まれていることあります。しかし、チルド型のブッチは原材料に合成色素や人工調味料・香料などの人工的な添加物は一切含んでいません。
ドライフードの場合は高品質で安全なドッグフードを作る工程で過剰な添加物などを排除しするため高温で加熱し風味が飛んでしまって食いつきが悪いことがあります。
ブッチは100℃未満の低温で15分以内に加熱した後、すぐに包装することで素材本来の栄養や風味が失われることを防いでいるため
ドライフードにはない、ハムのような食べごたえのある弾力と新鮮さがあり、食い付きが良いです。
ドライフードに含まれる水分量が10%以下に対し、ブッチは生肉と同じ水分量である70%程度の水分を含んでいるため、消化吸収が早く、内臓への負担も軽減されます。
嗜好性が高く水分も摂れるため、食欲や消化機能が弱くなったシニア犬や偏食のワンちゃんにはおすすめのフードです。

グルテンフリー。ニュージーランド産の原材料は安心

ブッチは動物性たんぱく質が主体でチキン・ラム肉・ビーフ・フィッシュなどの動物性タンパクを約80%で構成されていいて原材料には農産物の規制が世界一厳しいニュージーランドの食材のみを使用しています。どのくらい厳しいかというと肉・魚などは肥育地、出荷日時、漁獲海域、漁船名を記載、加工から生産まで追跡があり、これまでニュージーランドでは家畜の疫病が発生していません。
ブッチはそのような基準を設けたニュージーランド産の素材を100%使用していて安心です。ブッチの原材料には人間と同様の検査をクリアした原材料のみを使用しています。

3種類から好みで選べる

ブッチのドッグフードは3つのラインナップからワンちゃんの好みに合わせて選べます。

  • ブラックレーベル(ビーフ・ラム肉・チキンを混合して使用)
  • ホワイトレーベル(8割の原材料にチキンを使用)
  • ブルーレーベル(鶏肉6割に魚2割を使用)

どの種類も独自の低温調理されており、大切な栄養素を逃がしません。
ビタミン・ミネラル類などをバランスよく摂取するためにオメガ3脂肪酸、海藻のケルプなども配合されています。
この商品ラインナップの中でも一番人気なのがブラックレーベルです。種類ごとに解析します。

ブラックレーベル

新鮮なビーフ・ラムの赤身肉や、鶏肉・野菜などをブレンドした総合栄養食です。また、独自の加熱方法により、オメガ3脂肪酸・ビタミン・ミネラル類などもバランスよく配合さています。
ブラックレーベルは、ブッチシリーズの中でも理想的な栄養成分で開発された商品で、一番人気のある総合栄養食です。ブッチを初めて与える人や、何をあげようか迷っている人にオススメの商品です。

ホワイトレーベル

肉類に鶏肉のみを使用しており、肉の赤身が苦手なワンちゃんにもおススメがホワイトレーベルです。
消化器や皮膚がデリケート、赤身肉が苦手な犬のために開発された総合栄養食です。原材料は、主原料にチキンを使用している他、野菜類をバランス良くブレンドしていて、玄米も使用しています。
また、肉や野菜を摂取するだけでは補えないオメガ3脂肪酸・海藻のケルプの配合、ビタミン・ミネラルもバランスよく配合しているため、栄養バランスもしっかり整っています。

ブルーレーベル

魚が好き、牛肉にアレルギーがあるワンちゃんお勧めなのがブルーレーベルです。
ブルーレーベルはタウリンを強化しているため、犬だけでなく猫にも対応した総合栄養食です。原材料は、主原料に鶏肉を使用している他、新鮮なムロアジを主体とした魚肉、玄米など厳選された穀物をバランスよくブレンドしています。他にも、オメガ3脂肪酸・パセリ・海藻のケルプを配合し、素材が持つ栄養価をしっかりと活かした総合栄養食となっています。
愛犬に合うか合わないかは実際に食べ比べてみないとわからないので、お試しされる際は3種類が合わさってお得になったパッケージがおススメです。

ブッチの悪いこと お勧めしないところ

切るのが面倒

毎回カットして使用するのでドライフードより手間がかかります。たくさんあると気はメモリの通りに切れるのですが、残量が少なくなると切りづらくなります。冷凍保存するにもボリュームがあり切り分けるのも大変でした。

開封後の保存期間が短い

ブッチは(生)ドックフードなので基本的に冷蔵保存の場合7~10日以内に使い切るので他のドックフードに比べると短いです。
冷凍保存も1食ずつスライスしてラップに包めば可能ですが、その場合せっかくの風味が落ちますし、やはり手間が掛かります。
冷凍保存をすることで開封後もパッケージ記載の賞味期限まで6カ月程度保存はできます。

価格が高い

価格が他のドックフードに比べるとブッチは価格が高めです。
体重2kg 1日135g 162㎉ 800g5.9日分
体重5kg 1日265g 315㎉ 800g3日分
体重10kg 1日450g 540㎉ 800g1.8日分
体重20kg 1日750g 900㎉ 800g1.8日分
体重30kg 1日1245g 1500㎉ 800g 0.8日分
※パッケージ記載

定価で購入する場合1本800gは1404円なので中型犬~大型犬は特にコスパを考慮すると場合、高いといえます。
カロリーが他のドックフードに比べ低く、栄養素はきちんとしているので、普段のドックフードにトッピングとして使用している方も多いです。

ブッチをおススメする犬・しない犬

小型犬
シニア犬
食事からも水分補給をさせたいという飼い主やワンちゃんにお勧めです。一方で毎日の食事として与えるのはコストを考えると中型犬~大型犬にはお勧めしません。他のドックフードに比べ水分の保有が多く、カロリーが低めです。そのため食が細いワンちゃんの場合普段より一度にたくさんの量を食べないといけなくなるので同じくおススメしません。

ブッチの口コミ

ここでは実際にブッチを利用している飼い主さんの感想を見ていきましょう。

ブッチはどこで買える?キャンペーンは?

ブッチは現在公式ホームページまたは楽天サイトで購入できます。
楽天サイトの通常価格は1本800g 1404円です。送料1.188円

お得な定期購入コース

公式サイトでは定期購入の場合10%OFF送料も864円と安く購入できます。
〇回購入くださいという制限は一切ありません。発送予定日の3日前であれば中止、変更ができます。ブッチシリーズを継続する方は70%以上定期購入を選択しているので継続を考える場合、定期コースをおススメします。
トライアルコース
先ずはブッチを試してみたい!という方には公式サイトで初めての方限定のトライアルセットがあります。
メインのブラック・ホワイト・ブルーの各800g3本セットが通常4347円(込)がお試し価格の3000円(込)で購入できます。

また購入特典として保存時に使用するフレッシュキャップの付いてきて、更にクール便送料が無料です。初めての方はどのシリーズがワンちゃんが1番喜ぶか飼い主さんも比較ができるので、ブッチは先ずはこちらのトライアルセットを選ぶことをおススメします。

まとめ

以上ブッチ(Butch)について解説しました。
まとめると
・小型犬やシニア犬向け特に消化機能が弱っていたり、食事からも水分補給をさせたい飼い主におススメ
・レベルが高い安全なニュージーランド産
・定期購入で安く買えるし、初めてのトライアルセットがかなりお得

となります。ブッチ(Butch)が気になっている方は是非おすすめします。

-ドッグフードを検証してみた

Copyright© 犬とずっと , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.