犬を飼う前に

犬を飼うメリット

「チワワかわいい~!」
「一人もさびしいから犬飼おうかな~」

そういった理由でワンちゃんをほしがる人たちは沢山います。実際、ペットがいることにより、家庭内や隣人との会話が増えたり、また子どもたちにおいては、いたわる心や命を預かる責任の重さ、命の尊さを学ぶことが出来ます。またその他にもペットに触れることで血圧が下がったり、表情や感情が豊かになり、心が落ち着くなどの心身の健康への効果も指摘されています。 「犬を飼う前に」の続きを読む…

部屋づくり

ワンちゃんを迎えるにあたってワンちゃんも飼い主も安心して暮らせる居住づくりが大切です。

ワンちゃんは好奇心旺盛

ワンちゃんは他の動物に比べて好奇心がとても旺盛です。でもその好奇心が事故やけがにつながってしまうことがあります。例えばワンちゃんが気になったものは何でも口に入れてしまう習性があります。それが電気のコードであれば感電する危険性があります。ワンちゃんが口に入れそうなものは置かない、一人にするときはサークル内に入れておくなど、飼い主は積極的に安全対策をしましょう。

また、ワンちゃんのスペースであるサークルを設置する場所のそばに地震などの揺れが起こった際に落下するものや倒れてくるのもがないのかを確認しましょう。触れたら危ないものなど、ワンちゃんにとって危険な物は届かない場所に移動させ、場合によっては家具の配置換えなどを行って、ワンちゃんが安全に暮らせる環境づくりを行いましょう。

部屋づくりのポイント

 

①風通りがよく、日なたと日かげがある場所にサークルを設置
②サークルは人から見えて、ワンちゃんが落ち着ける場所に置く
③観葉植物はワンちゃんの届かない場所へ移動する
④電気コードは出来るだけ家具の後ろに隠す
⑤フローリングの場合は一部だけでも良いのでカーペットを敷く
⑥ごみ箱はフタつきのものに変える

危険なものをチェック

 

①コード類
⇒かじると感電する恐れもあるので見えないように隠してください。
②殺虫剤
⇒ゴキブリシートや殺虫剤は、絶対に口にしないように部屋に置かないようにしましょう。
③暖房器具
⇒石油ストーブや電気ストーブはやけどの原因になるので、サークルを囲むなど安全対策を。
④階段
⇒転落しないうように防護します。また、上がり下がりは足に負担がかかるので、あらかじめフェンスなどを設置しておきましょう。
⑤部屋のドア
⇒閉めるときは足元にワンちゃんがいないかを確認。開けておくときは、ストッパーを使用。
⑥窓
⇒出窓などは転落する可能性委もあるので、マンションの場合は必ず鍵をかけて。
⑦キッチン
⇒料理中に熱い汁や油がかかったり、刃物や食器が落ちたりして怪我することもあるので、入らせないようにしましょう。
⑧玄関
⇒開いたドアから出て行方不明や事故にあうことも。絶対に開けっ放しにしないようにしましょう。あらかじめフェンスを設置するのも有効です。

配置が終わったら一度床にうつ伏せになって周りを見渡してください。じゃれたり、かじったり、飲み込む危険があるものは、ワンちゃんの目に届かない場所に移しましょう。

オスワリ

□オスワリの有用性

オスワリは飼い主や他の犬への飛びつきを防ぐために重要なしつけです。またドッグカフェなどを利用する際にもスペースをしっかり守るためにも必要となってきます。
□具体的取り組み
①手にご褒美を持ってワンちゃんを呼びます。ドッグフード一粒とかで構いません。
②飼い主はワンちゃんの正面に座って名前を呼んでアイコンタクトを取ります。
③鼻先に持って行ったご褒美をそのまま上に上げていくとワンちゃんは自然にオスワリの体勢をとります。
④オスワリが出来たら褒めてあげましょう。その後ご褒美をあげます。
以上を繰り返します。

アイコンタクト

 

□全てのしつけの基礎となるのがアイコンタクト
アイコンタクトとは、ワンちゃんが飼ろらかへらかい主に名前を呼ばれると飼い主に振り向くという行動です。このアイコンタクトが全てのしつけの基本となります。
本来、犬社会においては目と目を合わせることは敵意の表れであるとされています。しかし、同じ群れの中においては犬はリーダーと目線を合わせようとします。これは犬がリーダーの意図を汲み取ろうとする意思の表れであり、信頼関係を意味するものとなるのです。
よってワンちゃんが名前を呼ばれて振り向くということはワンちゃんと飼い主の信頼関係構築の重要な取り組みとなります。
また、それだけではありません。アイコンタクトが取れることにより、ワンちゃんの急な飛び出しや危険物への接触などから守ることができますので積極的に取り組んでいきましょう。
□具体的な取り組み
①手にご褒美を持ってワンちゃんを呼びます。ドッグフード一粒とかで構いません。
②手の中のご褒美をワンちゃんの鼻先を近づけ、目線を飼い主に誘導します。
③ワンちゃんに「見て」と指示しながらご褒美を持った手を飼い主の顔に近づけます。
④ワンちゃんと飼い主の目があったら褒めてあげましょう。その後ご褒美をあげます。
以上を繰り返します。
このトレーニングが出来るようになれば、次は言葉の合図に変えていきます。名前を呼んでワンちゃんが飼い主に振り向くようになればご褒美を与えていきます。
最終的には名前を呼ぶだけで振り向くようにしましょう。
ワンちゃんが指示を理解できるようになるまでは時間がかかるのでごはんの時などにも積極的にトレーニングを入れていきましょう。

肛門腺絞り

肛門腺絞り

ワンちゃんは肛門のすぐ側に肛門嚢と呼ばれる不快なにおいがする分泌液が入った袋があります。
大型犬であれば排便時に同時に分泌液が一緒に出るのですが小型犬はそうすることができないため、定期的に人間の手によって絞る(排出する)必要があります。
これを放置しておくと、化膿や炎症を起こし、最悪の場合、肛門嚢が破裂してしまう場合もあります。
ワンちゃんがトイレの後に肛門を床にすりつけている場合は要注意。おしりを触ってみましょう。
目視した際に、肛門嚢が膨らんでいるようであればそれは分泌液がかなりたまっている証拠となります。
肛門嚢を絞ってあげましょう。
【手順】
犬の肛門腺は2ヶ所あり、肛門を中心に4時と8時
の位置にあります。
①しっぽをくいっと持ち上げて、肛門腺の膨らみを確認します。
②肛門腺を挟むように持ち、ティッシュをあててから、キュッと持ち上げるように絞ります。
肛門腺絞りは月に一回程度が目安。シャンプーの時に一緒にやればそのまま洗い流すことができます。

爪切り

爪切り

ワンちゃんの爪は放っておくと巻きだして足の裏に食い込みだします。頻繁に外に散歩などお出かけする場合であれば、歩いているうちに爪が削れていきますが、室内でずっと飼っている場合であれば定期的に爪切りを実施しましょう。
切るタイミングとしては爪が床につくようになれば。
なお、ワンちゃんの爪には実は途中まで神経と血管が通っています。なので深づめは厳禁。
慣れないうちは動物病院やトリマーに切ってもらい、その様子を見て勉強しましょう。どこまでが切ってもOKなのかもその際に教えてもらいましょう。
飼い主が爪を切る際には少しずつ切るのがポイント。もし、切りすぎた場合に備えて、止血剤も用意しておきましょう。
また切った後はやすりをかけて丸く整えてあげましょう。